2018年2月:観劇備忘録(7)

ピン 2/3(土)

 『目頭を押さえた』(サンモールスタジオ)

 

 目頭を押さえた

 

  作 :横山拓也(iaku)

演出:松本哲也(小松台頭)

出演:小川あん、納葉、緒方晋、松本哲也、森谷ふみ、櫻井竜、村上誠基、斎藤ナツ子

 

【感想】

iakuの横山さんが脚本+緒方晋さんが出演されるということでチケットを取りました。

 

とある山間の集落に住んでいる従姉妹2人。

遼は、集落に住む人々を “ 遺影 ” と称して写真を撮る日々。

そんなある日、遼の写真が全国高校生の写真コンクールで大賞を受賞する。

遼の従姉妹である修子は、そんな遼を誇らしく思っていたのだが…。

 

従姉妹を誇らしく思いながら、自分には何も無いことに悩む修子。

本格的に写真に取り組むために、村を出ることを決める遼。

娘の夢を素直に応援できない遼の父・馨。

 

みんな、それぞれに思いがあって

それが真っ直ぐである故に、他者を傷つけてしまう不器用さ。

 

話もさることながら配役が素晴らしくて、やっぱり観て良かったと思った。

iakuの作品の幾つかはこれから再演されるので、そちらも楽しみ。

 

 

 

ピン 2/4(日)

 『秘密の花園』(東京芸術劇場/シアターイースト)

 

 秘密の花園

 

  作 :唐十郎

演出:福原充則

出演:寺島しのぶ、柄本佑、玉置玲央、川面千晶、三土幸敏、福原充則、池田鉄洋、田口トモロヲ

 

【感想】

難解。

全然わからなかった…。

ただただ、舞台から、というか寺島しのぶさんから発せられる圧倒的なエネルギーを浴びていた。

 

 

 

ピン 2/10(土)

 放電家族『しおとさとう』(新生館)

 

 しおとさとう

 

脚本・演出:天野順一朗

出   演:いまいΣ、MikuU、さとうあやな、結城ゼミナール、天野順一朗、猫神マオ、渡邉怒涛、不動湧心

 

【感想】

インパクトの強いフライヤーを見て、チケットを取った。

割りと入り組んでいる話だったけれど、面白く観た。

観ながら『アヒルと鴨のコインロッカー』を思い出した。

観終わったすぐ後に(あぁもう一度最初から観たい!!)と思った。

少ないセットでも、それをマイナスに感じさせない工夫があり

内容としては決して明るいものではないのに

ラストシーンに救いがあるという。

なんとも不思議な作品だった。

普段は名古屋方面で活動されている劇団らしいが

もっと東京で公演してほしいと思った作品だった。

 

 

 

ピン 2/10(土)

 ハイバイ『ヒッキー・ソトニデテミターノ』(東京芸術劇場/シアターイースト)

 

 ヒッキー・ソトニデテミターノ

 

作・演出:岩井秀人

出  演:岩井秀人、平原テツ、田村健太郎、チャン・リーメイ、能島瑞穂、高橋周平、藤谷理子、猪俣俊明、松井周

 

【感想】

タイトル通り、ヒッキー(引きこもり)が外に出てみた話。

軽い話かと思っていたら意外と重くてたじろいだ。

斉藤和夫役の古舘寛治さんが体調不良のため、代役に立ったのは松井周さん。

開演前に岩井さんが出てきて

「松井さんは台本を持って演じますので、そのあたりは温かく見守ってください」

と言っていて、(そんなこともあるのね〜)と。

台本を持ちっぱなしなので、そのことで観客から笑いが起こったり。

ちょっと珍しい観劇体験となりました。

 

 

 

ピン 2/11(日)

 電動夏子安置システム 第37回公演『3483』(駅前劇場)

 

 3483

 

脚本・演出:竹田哲士

出   演:岩田裕耳、新野アコヤ、小原雄平、日向翔梧、風間庸平、片桐俊次、大野ひろみ

      犬井のぞみ、道井良樹、小舘絵梨、町屋圭祐、塚原直彦、ドロンズ石本

 

【感想】

電動夏子〜の話って伏線が多い上にそれを回収するスピードが速くて

途中からついていけないことがあるんだけど

それでもまた、次も観たくなる。

そして犬井さんの演技はいつも面白くて、(この人よく自分で笑わないな)と感心してしまう。

 

 

 

ピン 2/14(水)

 『密やかな結晶』(東京芸術劇場/プレイハウス)

 

 密やかな結晶

 

原   作:小川洋子

脚本・演出:鄭義信

出   演:石原さとみ、鈴木浩介、村上虹郎、山内圭哉、ベンガル

 

【感想】

2月半ばにして、今年一の駄作に決定。

原作が大好きで、期待値が高かったのが原因かも…。

開始10分くらいで(あぁこれ、やっちゃった方の作品だわ)と思った。

「小川洋子さんのOK出てるの?」と聞きたくなるくらい、原作の世界観ぶち壊し。

特殊な設定なのでそこをどう表現するか、というところに興味があったんだけど

一番やってほしくない手段(歌)でそれを説明しちゃうという。

制限がある中で、仕方ないのは理解できるけれど、ナンセンス。

最後の「愛してる」って台詞も、どうしてそれ言わせるかなぁ、と苛々した。

ラストシーン、泣いている観客は原作読んでないんだろうな、と思いながら観てた。

これで9,000円。時間とお金を返してくれと言いたい作品だった。

 

 

 

ピン2/17(土)

 オフィスコットーネプロデュース『夜、ナク、鳥』(吉祥寺シアター)

 

 夜、ナク、鳥 夜、ナク、鳥

 

  作 :大竹野正典

演出:瀬戸山美咲

出演:松永玲子(ナイロン100℃)、高橋由美子、松本紀保、安藤玉恵

   政岡泰志(動物電気)、成清正紀(KAKUTA)、井上幸太郎、藤井びん

 

【感想】

松本紀保さんが見たくてチケットを取った。

2002年に福岡県久留米市で実際に起こった保険金連続殺人事件をモチーフに描いた作品。

セットは、ほとんど無いようなもの。

舞台中央に、ソファとテーブル。

それをコの字型に取り囲むように客席。

シンプルなセットなのに、それが全く気にならない程の役者さん(女優陣)の演技力。

 

同じ職場に勤める看護師、医師、治験コーディネーターの4人が

互いを苗字で呼び合うことの違和感のようなもの。

(女性は仲が良くなると、下の名前で呼ぶことが多いので)

それが、殺人の共犯者であるためだと気づいた時

彼女たちの距離感の取り方に恐怖を覚えた。

 

こういうのが観たいんだ。こういうのにお金を払いたいんだ。

タレントを持ち上げるような、つまらないくせにチケット代だけは高額な作品じゃなくて

本当の役者さんが演じている作品。

いやしかし、本当に女優陣の演技力が素晴らしく、見応えのある作品だった。

 

 

 

| 観劇・美術・映画 | 21:46 | comments(0) | - | pookmark |
お誕生日ランチ(寒川:青山大寿司)

母の誕生日祝いに、姉と3人でランチ。

「面白いお店があるから行こう」と姉が予約してくれて

寒川にある 青山大寿司 へ。

ここは、お父さん:お寿司、息子さん:フレンチ

が融合したお店。

(※お料理の写真は、許可を頂いて撮っています。

行ってから2ヶ月以上経ってこの記事を書いているので

料理の説明は割愛します)

 

 

 

すしフレンチ 青山大寿司

前菜

グラタン的なものとか、スペイン風オムレツとか

一番初めは “ 洋 ” で

 

 

 

すしフレンチ 青山大寿司

お刺身

 

 

 

すしフレンチ 青山大寿司

カボチャのポタージュ

 

 

 

すしフレンチ 青山大寿司

茶碗蒸し

 

 

 

すしフレンチ 青山大寿司

お魚

 

 

 

すしフレンチ 青山大寿司

 

 

 

すしフレンチ 青山大寿司

待望のお寿司

 

 

 

すしフレンチ 青山大寿司

デザート

コンポートと、プリンと、アイスクリーム

 

 

 

すしフレンチ 青山大寿司

コーヒー

 

 

 

アップルパイソフト

姉の家に戻る途中のミニストップで、アップルパイソフトを購入

「さっきデザート食べたよね?」という声は、聞こえない

 

 

 

アップルパイソフト

りんごの香りがちゃんとして、美味しかったな〜

 

 

 

美味しい食事に母が喜んでくれて、良かった良かった。

 

 

 

| 上記エリア外でお食事 | 20:23 | comments(1) | - | pookmark |
アフタヌーンティー(コンラッド東京:トゥエンティエイト)

一度行ってみたくて、友人とコンラッド東京でアフタヌーンティー。

今回も現地集合。

(待ち合わせに関して、友人は、我が子を谷底に突き落とす獅子のようだと個人的に思っている)

新橋から汐留へ。

だだっ広い地下のがらんどうを、道案内の看板を頼りに歩き

なんとか時間までに到着。

 

 

 

席は指定できなかったけれど

窓際のいいところに案内された。

 

 

 

コンラッド東京_トゥエンティエイト

 

コンラッド東京_トゥエンティエイト

今回はお土産にコンラッドベア付きのプラン

左:友人、右:私で連れ帰ることに

 

 

 

コンラッド東京_トゥエンティエイト

まず最初に運ばれてきたのは

ストロベリーとクランベリーのスコーン

クロテッドクリームとストロベリージャムを添えて

飲み物は一種類のみを選んで、他のものには変えられないプランだったので

私はデカフェのコーヒーを

 

 

 

コンラッド東京_トゥエンティエイト

今回は「フォトジェニックなスイーツ・セイボリーを楽しむ『オトナ苺アフタヌーンティー

とのこと

 

どれがどれだか…

 

【セイボリー】

いちご ビーフスライダー クリームチーズ 苺のバンズ

いちご 自家製サーモンマリネのシードブレッド・スモーブロー 苺ピクルスとバジルピストー

いちご フォアグラムースとラズベリージュレ フレッシュ苺とカカオニブ、ラボッシュとともに

 

【スイーツ】

いちご ストロベリーレアチーズのチョコレートタルト

いちご 「あまおう」苺のルリジューズ ラズベリークリーム

いちご 苺グラデーションのヴェリーヌ 苺マリネ 苺ジュレ 苺ムース ホイップクリーム

いちご ストロベリーコーン ピスタチオのガナッシュ 苺マシュマロ

いちご ストロベリーカップケーキ

 

全体的に、甘かった。

もうちょっとしょっぱい系が多いと良かったな。

 

 

コンラッド東京_トゥエンティエイト

暗くなるまでおしゃべり

 

 

 

窓際の席でラッキー!と思っていたけれど

実は私たちの後ろ側の少し高いところにカウンター席があり

カップルはだいたいそこに通されていた。

窓際に女性のみの客を通し、カップルが見えないようにする

(更にカップル(※の女性)は優越感を感じられるし、一見誰も傷つかない)

というレベルの高い配慮にノックアウトされました。

 

 

 

| 東京でお食事 | 21:46 | comments(0) | - | pookmark |
2018年1月:観劇備忘録(4)

ピン 1/13(土)

 『黒蜥蜴』(日生劇場)

 

黒蜥蜴

 

 原作:江戸川乱歩

 脚本:三島由紀夫

 演出:デヴィッド・ルヴォー

 出演:中谷美紀、井上芳雄、相楽樹、朝海ひかる、たかお鷹、成河

 

 【感想】

 中谷美紀さん、やっぱり素敵だった〜!

 賢さと色気、気位の高さを持った緑川夫人(黒蜥蜴)を見事に演じていました。

 結末が分かっていても観客に切なさを感じさせる演技力は見応えがありましたし

 音楽は舞台袖で生演奏という贅沢さ。

 日生劇場のクラシカルな雰囲気も、この演目と合っていたと思います。

 

 

ピン 1/14(日)

 シス・カンパニー公演『近松心中物語』(新国立劇場/中劇場)

 

近松心中物語

 

   作 :秋元松代

 演出:いのうえひでのり

 出演:堤真一、宮沢りえ、池田成志、小池栄子、市川猿弥、立石涼子、小野武彦、銀粉蝶

 

 【感想】

 友人がチケットを取ってくれたのだが、前から4列目(5列目だったかな)の舞台真正面!

 前方の座席をつぶしてまで組んだかなり大掛かりなセットで

 迫力を感じられる席で楽しむことが出来ましたし、

 遊郭を舞台にした町屋のセットや、登場人物の多さは

 いのうえ作品らしさを感じさせる要素として物語を構成していました。

 

 個人的には、小池栄子さんはさすがだな、と。

 宮沢りえさんが、演出家の望む演技をする(そしてその事に自己満足感を見出す)俳優ならば

 小池栄子さんは、それをこなした上で自分なりの解釈を演技に乗せてきて観客を魅了する。

 だからいつ観ても、この人の演技には引き込まれる。

 池田成志さんと小池栄子さん演じる夫婦が出てくるシーンはついつい笑ってしまったし

 小池さんは、一途でいじらしい女の部分と、大切に育てられてきた一人娘らしい、

 自分の意思を貫くわがままさを絶妙なバランスで演じていたように感じました。

 

 堤さんの役柄は、ドラマ『やまとなでしこ』を思い出したな。 

 

 

ピン 1/19(金)

 ロロ vol.14『マジカル肉じゃがファミリーツアー』(KAAT/大スタジオ)

 

マジカル肉じゃがファミリーツアー

 

 脚本・演出:三浦直之

 出演:板橋駿谷、亀島一徳、篠崎大悟、島田桃子、望月綾乃、森本華(以上、ロロ)

    猪俣三四郎(ナイロン100℃)、北川麗(中野成樹+フランケンズ)、宮部純子(五反田/青年団)

 

 【感想】

 この少し前に観に行った芝居でもらったフライヤーにこれが入っていて

 (なんちゅうタイトルだ)と気になっていてチケットを取った。

 

 町田家を取り巻くファンタジー要素あふれる物語かと思いきや

 人生について深い台詞をサラっと言ったりするので気が抜けなかった。

 衣装やセットがカラフルで、回り舞台を演者が手で押して場面転換するという手作り感。

 

 個人的には、町田奈津子役(町田家の母)を演じた板橋駿谷さんが

 ガタイがいいので最初はギョッとしたけれど、段々違和感がなくなっていくのが面白かった。

 ラストシーン、音楽を役者さんのボイパでやり始めた時、なぜか泣きそうになった。

 

 

ピン 1/20(土)

 トリコ・A演劇公演2018『私の家族』(シアター風姿花伝)

 

私の家族 私の家族

 

 作・演出:山口茜

 出  演:藤野節子、中田春介、藤原大介、吉岡あきこ、長尾純子、昇良樹

 

 【感想】

 フライヤーに書かれていた「私が加害者だったかもしれないと、

 考えずにはおれない事件を時折目にします」

 という一文に興味を惹かれてチケットを取りました。

 

 2012年の尼崎連続殺人事件を元に書かれたというこの作品は

 無意識の意識下で愛情を求めている主人公が他人と暮らし始め

 いつしか疑似家族から抜け出せなくなり、正常な判断力を奪われて支配されていく様を描いたもの。

 蟻の巣が崩れるように主人公の思考や人格が崩壊していくのは観ていて怖くなり

 (どうなるんだろう)(早く終わって)と

 二つの感情に支配されながら観ていました。

 

 終演後、脚本の山口茜さんと演出助手の方を交えたアフタートークがあり

 観ている時には気づかなかった、場面に込められた設定などを聞くことができ、

 それによって、上演中はただただ怖いという感想だったのが

 「登場人物はみんな愛が欲しかったのだ」という気づきから

 「自分もこの中の誰かになりうる欠片を持っているのかも知れない」

 という感想へ変わっていったのが面白かった。

 

 小劇場では、アフタートークのある作品もよく見かけるので

 できるだけ、それがある回のチケットを取るようにしている。

 そうすると、自分では気づかなかった作者の意図を知ることが出来たりして

 観終わった後にもう一度脳内で再生し、作品を楽しむことが出来るという魅力がある。

 

 

 

| 観劇・美術・映画 | 23:23 | comments(0) | - | pookmark |
牛乳…のはずが、古久家

1/5の金曜日。

LINEで友人に、絵文字を2つ送る。

 

 

牛乳ラーメン

 

 

のみ。

で、7日の日曜日に藤沢で待ち合わせ。

先に着いたので、お店のある路地を歩いていくと

いつもの暖簾も出ていないし、真っ暗…。

閉まっているシャッターに貼り紙がしてあるので

恐る恐る近づいてみると「臨時休業。10日まで休みます」と。

友人にLINEしてから時間をつぶし、約1時間後に合流。

お腹はラーメンモードなので、さてどこへ行くか?と話し

私は行ったことがなかったので、古久家へ。

 

 

 

古久家

ビルの地下にある古久家

 

 

 

古久家

 

 

古久家

ノスタルジックな店内

 

 

 

古久家

二人で一皿、餃子を注文し

 

 

 

古久家

 

 

 

ラーメンを食べて帰りました。

閉まったシャッターに貼り紙→閉店のお知らせかと思ってビクビクしちゃう。

お店を切り盛りしている方達も高齢に差し掛かり

いつまでもお店が存在している訳じゃない。寂しいけれど。

できるだけ近いうちに、牛乳ラーメンを食べに行こうと思った夜でした。

 

 

 

| 鎌倉・湘南でお食事 | 21:28 | comments(0) | - | pookmark |

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